各種検査・相談
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各種検査・相談
当クリニックでは、風疹抗体検査・予防接種を行っております。妊娠20週頃までの妊婦さんが風疹にかかると、赤ちゃんにも感染して「先天性風疹症候群」を引き起こすことがあります。
これは低出生体重のほか、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気があるといった症状を伴うもので、生まれてくる赤ちゃんのためにも妊娠中の感染は避けなくてはなりません。
風疹の抗体が十分にあれば感染は防げますので、妊娠前に抗体の有無を確認し、もしも抗体がない、もしくは少ない場合には予防接種をして抗体を獲得してからの妊娠が推奨されています
目黒区でも先天性風疹症候群の発生防止を目的として抗体検査および予防接種の助成を実施しています。また、当クリニックは区が指定する委託医療機関となっております。
詳細については、目黒区HPをご覧ください。
女性が閉経する平均年齢は50歳ですが、40歳過ぎから徐々にホルモン分泌の変化が現れ、月経が不順になったり、不正出血がおこったりといろいろ変化が現れてくることがあります。
この頃から女性ホルモンが徐々に、揺らぎながら減少してくるため、このようなホルモン分泌の変化と様々な外的要因(生活環境、季節など)が、更年期障害といわれるさまざまな症状をもたらします。
また更年期が過ぎても、女性は閉経すると骨粗鬆症や高脂血症のリスクが高くなりますので注意が必要です。
治療にはホルモン補充療法、漢方薬、プラセンタ療法、サプリメント、その他対症療法など様々ありますが、更年期の症状には個人差があり、人によって症状も違えば程度も異なります。
その方に応じた治療法を一緒に相談して決めていきますので、お気軽にご相談ください。
当クリニックでは、不妊に関するご相談をお受けしております。治療としてはタイミング療法や排卵誘発剤を用いた治療を行っております。その上で専門的な生殖医療などを必要とする場合は、不妊症専門の医療機関をご紹介させていただきます。
また「これから妊活を始める」という方にも、いきなり不妊症の検査などをするのではなく、妊娠前にチェックしておくべきことや、妊活のアドバイスをさせていただきます。
妊娠を希望している健常な夫婦であれば、3か月以内で約50%が、6か月以内で約70%が、1年以内で約90%近くが妊娠に至るとされていますが、一方で女性の加齢とともに妊娠率が低下することも報告されています。
不妊症の定義は1年間一生懸命努力しても妊娠しない場合とされていますが、年齢によっては6か月頑張っても妊娠しなければ検査、治療を始める方がよいでしょう。
排卵機能、子宮や卵巣の状態、骨盤腹膜炎等、原因には様々ありますが、まずは原因を探っていくことからスタートしていきます。その上でお一人お一人に合わせた治療法を提案させていただきます。
また、不妊症は決して女性だけの問題ではありません。そのため、不妊症の検査はパートナー共に受けることをおすすめしています。(当クリニックでは男性の検査はおこなっていません)
ピルとはもともと卵巣から分泌されている卵胞ホルモン(いわゆる女性ホルモン)と黄体ホルモン)の2種類のホルモンから作られたお薬で、ピルを内服することで排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えます。それによってさまざまな効能、効果が期待できます。
避妊効果としては、正しく服用すればコンドームよりも高い効果があるとされています。
また月経に伴う様々な症状を改善することも期待でき、生理痛や、生理前の頭痛やだるさ、イライラや気分の落ち込みなどといった月経困難症、月経前症候群/月経前気分不快症候群(PMS/PMDD)の症状を軽くする治療薬としても使用されています。
経口避妊薬(ピル)の他に、5年間避妊できるIUS(子宮内黄体ホルモン放出システム;ミレーナⓇ)などもあります。また、緊急時の避妊としてアフターピルの処方も可能です。
避妊をしないでセックスをしてしまった、コンドームが破ける、など避妊の失敗が起こったような場合に妊娠を回避する方法で、現在は緊急避妊ピルとして処方できるお薬があり、性交渉があった時から原則72時間以内に服用します。(妊娠を100%回避できるものではありません)
腟や外陰部、そのまわりのデリケートゾーンのかゆみ、かぶれ、炎症、できものによる腫れや痛みを感じたら一度ご相談ください。カンジダという真菌が原因のこともあり、その場合はカンジダの治療薬を使用したほうがよい場合もあります。
おりものは、女性ホルモンの影響を受けます。色・量・においなど月経周期にあわせて変化することもありますが、においが強い、色が汚いなど、いつもと違う様子がみられた場合は細菌性腟症や性感染症のなど病気のサインかもしれません。
不正出血は、ホルモンの不調による出血、子宮や腟に原因がある2つに分けられます。大した出血ではないと思っていても悪性の病気の可能性もありますので、放置せずにご相談ください。
心体ともに大きく変化する10代の頃は、バランスを崩しがちです。月経のつらい症状、生理不順、不正出血などお子様の身体のバランスでご不安なことなどございましたらご相談ください。
子宮頚がん予防ワクチンは、原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染から長期にからだを守ることが可能です。
子宮頚がんワクチンは初交前に接種することでHPVの感染を予防するものですが、特にリスクの高いとされているHPV16型と18型の感染を防ぐことで約60~70%のリスクを減らすことができます。
当クリニックではその二つを含む4種類(ガーダシル)および9種類(シルガード9)を予防できるワクチンを用意しております。これらはすでに海外では100カ国以上で使用されています。
また子宮頚がんをより確実に防ぐためには、子宮頚がんワクチンの接種だけではなく、定期的に子宮頚がん検診を受けて前がん病変のうちに見つけることも大切です。
※2022年4月より、子宮頚がんワクチンの定期接種が再び積極的勧奨となりました。また、かつて子宮頚がんワクチンの接種を控えた年代の方も、キャッチアップ接種としてこのたび接種の対象となりました。(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日の女性)
当クリニックでも対応しておりますので、接種票をお持ちの上お越しください。(目黒区在住の方)
疲労回復や腰痛、肩こりなどに有効といわれ、更年期症状の治療としても使われています。
更年期症状に対して使う場合は保険適応となりますのでお気軽にご相談ください。
当クリニックでも多くの方がプラセンタ注射による治療で効果を実感されています。
性感染症とは性交渉を介して、感染していく病気です。
10代~20代の若年層においてクラミジア感染症や淋病といった各種の性感染症が多く見受けられます。また近年では若い女性を中心に梅毒も急増しています。気になる症状がある方は早めに診断・治療を受けていただくことをお勧めします。
また感染しても症状が出ない場合もありますので、定期的に検査を受けるのもおすすめです。
主な症状は、不正出血(性行為に伴うものなど)やおりものの異常などですが、ほとんど自覚症状がでないことも多く、知らない間に子宮や卵管に感染が広がって、子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎をおこし、子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。
炎症が強い場合には下腹部痛や発熱などが出ることもあります。クラミジアと淋菌はしばしば同時に感染することがあります。
単純ヘルペスウイルスによる接触感染です。外陰部が赤くなり、水疱(水ぶくれ)を作り、これが破れるとただれた状態となります。初めて感染したときに症状が強く出ることがあり、強い痛みや発熱、足の付け根のリンパ節の痛みなどを伴うことがあります。
再発の場合は小さな水ぶくれやかいようができるだけの、軽い症状ですむことが多いですが、頻回に再発する場合もあります。
初感染の症状は、セックスなどで感染してから4~10日の潜伏期をおいて発症します。感染があってからすぐ発症する場合と感染してから時間がたってから症状が出る場合の2通りの発症の仕方があります。
梅毒トレポネーマという細菌に感染することによって起こる病気で、数年前まではほとんど見ることがなかったのですが、日本ではこの数年のあいだに急増しており最近は特に注目されている感染症のひとつです。
梅毒の初期症状は、感染部位に硬いしこりができて痛みのない潰瘍になりますが、そのような症状が無い場合もあります。また、症状が進行していくと、全身に赤いバラ疹(手のひらにも出ます)、発熱等が起こります。
無治療のままだと、最悪の場合死に至ることもありますので必ず抗生剤の注射や内服による治療が必要です。
病原体はカンジダ属の真菌(カビの仲間の総称)です。症状としては、女性では外陰部のかゆみとおりものの増加が見られます。治療には抗真菌剤の腟錠や軟膏・クリーム、経口薬を使います。
放置すると症状が継続したり、再発・再熱を来したりします。また、抗菌薬を使用したときや免疫力が低下したときにも出現することがあります。
HPV(ヒトパピローマウィルス)ウィルスに感染し、陰部や肛門周囲にイボが発生する疾患で、かゆみを伴うこともありますが、自覚症状が無いことも多いです。
1カ所のこともあれば、多発することもあります。ベセルナクリ-ムⓇという塗布薬を用いたり、外科的に切除、あるいはレーザー治療を行うこともあります。できているイボの場所や大きさ、個数によって治療法を検討します。
2,530円〜
7,700円(レボノルゲストレル錠)